〜長居あいしょう歯科〜スタッフブログ
しばらく続いた矯正治療がやっと終わって、歯並びがキレイになったら、もう歯並びが悪くなることはないと思いますか?
実は、矯正治療が終わったあとは、まだ骨が安定していないので、とても歯が動きやすい状態になっています。
そのため、矯正治療がおわったあと、そのままの状態にしておくと、歯は必ず動きます。
つまり、せっかく矯正治療をしてキレイになったとしても、また元の状態に戻ってしまいます。
これを「あと戻り」といいます。
このあと戻りを起こさないようにするために、矯正治療が終わったあとには、歯を固定する装置を使用する必要があります。だいたい矯正治療をした期間と同じくらいの期間はしっかりと使用する必要があります。
そのあとも、キレイな歯並びをキープするためには、使用時間を減らしながらも、(例えば、夜のみの使用など)あと戻り防止の装置は装着する必要はあります。
歯並びが悪くなる原因のほとんどがお口周りの筋肉のアンバランスからくるものです。例えばお口ポカン、口呼吸、舌の癖、かむ癖などです。
あと戻りの原因も同様です。
頑張って続けてきた矯正治療でキレイになった歯並びをキープするために、普段の習慣、癖の改善しながら、あと戻り防止のための装置を使用しましょう!!
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