〜長居あいしょう歯科〜スタッフブログ
こんにちは!
12月に入り気温が下がってきましたね
夏日があったと思えば、いきなり寒くなったりと体調を崩されている方も多いのではないでしょうか。
今季はインフルエンザが大流行していますし、できる限り予防したいところですよね。
感染症の予防といえば手洗い・うがい・マスクの着用がよく言われていますが、
実は、歯磨きもインフルエンザの予防に効果的なのをご存知ですか?
お口の中には何百億といった細菌が存在しますが、これらの細菌が作り出す物質の中にプロテアーゼとノイラミニダーゼという酵素があります。
プロアテーゼは粘膜を覆っているタンパク質を破壊して、インフルエンザウイルスが細胞にくっつき、侵入するのを手助けするのに加え、
ノイラミニダーゼは侵入してきたウイルスが増殖するのを助ける働きをするのだとか…
そのため口腔内が汚れて細菌が繁殖すると、ウイルスを体の中にどんどん侵入させて、入ってきたウイルス達をを続々と増やしてしまいインフルエンザを発症しやすくしてしまうということなんです。
実際に、ある介護施設で歯科衛生士が週に1回歯磨き指導などの口腔ケアを行ったところ、実施しなかった施設と比べてインフルエンザの発症が10分の1程度だったという報告もあります。
日本大学歯学部細菌学口座/総合歯学研究所 生体防御部門より
日頃から口腔内を清潔に保つことは歯周病や虫歯の予防だけでなく、インフルエンザの予防にも繋がります。
まずは歯磨きの回数を1回だった方は2回へ、2回の方は3回へと増やして少しずつ習慣づけていきましょう!
一緒にこの冬を乗り越えましょうね!✊
no.7