〜長居あいしょう歯科〜スタッフブログ

2023/05/06

歯石はなぜできる?

皆様こんにちは😊

今回は歯石についてお話していきたいと思います。

歯石とは

歯石とは、歯垢(プラーク)と呼ばれる、歯に付いた食べかすに細菌が繁殖したネバネバ状のものが、唾液に含まれるカルシウムやリン酸塩などのミネラル分で石灰化し、文字通り石のように硬くなったものが歯石です。

歯石には2種類あり、1つは縁上歯石という歯茎の上につく歯石、もう1つは縁下歯石という歯茎の中につく歯石で、歯周病に関係する原因になると言われています。

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歯石はなぜできるのか

歯石になる前の歯垢は、丁寧に歯磨きする事で取れますが、手入れが行き届かず残ってしまった汚れはおよそ2日程どで石灰化が始まり、そこから約15日の間に歯石になると言われています。付いてしまった歯石は歯ブラシなどのセルフケアでは取ることが出来ない為、歯科医院でのプロケアを受ける必要があります。

また、歯石の表面はザラザラしているので、新しい歯垢が付きやすく、歯石が大きくなってしまうという悪循環が生まれてしまいます。

唾液の分泌量が少ない人や歯並びが良くない人は口の中の自浄作用がうまく働かなかったり、磨き残しが残ってしまう為、歯石が出来やすいです。

歯石が引き起こす影響は

歯垢や歯石に存在する細菌が毒素や匂いを発生させて、虫歯や口臭、そして歯周病などの原因となっています。

また、歯垢の中にいる細菌が歯肉の中の血管に入り込み、体に広がると心臓病、脳梗塞、糖尿病、癌などの疾患にも繋がる可能性があると言われています。

歯周病と糖尿病は関係していることは聞いた事あるかもしれませんが、それだけではなく口腔内の環境は他の様々な疾患と繋がっていることを覚えて頂けたらなと思います。

その為、定期的な検診、クリーニングで口腔内の健康を保ちましょう😊

                  no.8

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